2015年3月29日日曜日

数式は覚えるものではなく、結果を定性・定量的に理解するもの


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高校以降の物理学などの授業では、数式を使って現象を記述することが多くなります。

その時に、数式を覚えようと思ってしまうと、その数式の本質からは遠ざかってしまいます。

数式は、ある現象の結果を考えるときに、

  • どのような要素からその結果が成り立っているのか?
  • 各要素がどのような関係性によって、結果に結びついているのか?

を、定性的・定量的に理解するのに役立ちます。


特に、定量的にわからなくても、まずは、定性的に結果を生み出す要素と関係性を知ることが大切です。


そして、原因と結果を、数式によって考えることが出来るようになると、既存の数式を用いて物理現象などを計算することが出来るだけではなく、自分自身で原因と結果の式を作り上げることができます。


この世の中の出来事の原因と結果は、たいてい数式によって結びつけることができます。
(なお、厳密・正確に記述できるかどうかや、事前に推測可能かどうかは別問題です。)

つまり、

  • 結果を構成する原因の要素の把握
  • 原因の要素の大きさから、結果を予測
  • 結果を生み出すのに必要な要素の推測
  • 必要な結果を生み出すのに必要な原因の要素の大きさを予測

が可能になるのです。


そうすると、やみくもに行動する必要がなくなります。
自分自身が望む未来を、ある程度事前に予測しながら行動することが可能になります。


是非、数式を使いこなして、日常を数式で記述できるようになっていきましょう!
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