それは、寝食を忘れて没頭するという感覚です。
あまりにもその感覚を忘れていたために、そんな感覚があることすら忘れていました。
そうか―――これが、寝食を忘れるほどに没頭するという感覚なのですね。
睡眠欲や、食欲よりも、何かの作業をしていたい感覚。
眠いという感覚が起きずに、作業に没頭する。
何かを食べたいという感覚が起きずに、作業に没頭する。
勿論、適切に休んだり、食事をとらなければ、体への負荷がかかりすぎてしまいます。
そのため、意識的に休むことを意識しています。
本当に、ずっとこの感覚でいたいものです。
しかし、人の体は不思議なもので、またこの感覚を忘れてしまうこともあるのでしょう。
人とは不思議なもので、ある時の感覚をすっかりと忘れてしまうものです。
いままでの人生の中で、風邪をひいてつらかった経験をほとんどの人は持っているでしょう。
でも、その感覚をはっきりと再現することは難しいはずです。
(そして、手洗いうがいを怠って、また風邪をひいてしまうということを繰り返してしまうのでしょう。私も風邪のつらい体験を繰り返したくないので、しっかりと徹底しよう。)
まさに、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは、よく言ったものです。
その感覚を忘れないように、―――忘れても思い出せるように、ここにその感覚を刻んでおきます。
でも、この感覚に頼りすぎて体に負荷をかけすぎると、疲れが溜まりすぎて燃え尽きてしまうことが予期できます。
適切に休んで、一気に作業を進める。
そういったリズムを身に着けていきたいものです。
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