目標を掲げて行動することは圧倒的に良い
日常の中で何か行動をする場合に、目標を掲げて行動することは、その行動に対して良い影響を与えることができます。
目標を明確にすることによって、その行動の成功・失敗を判定することや、その行動の効率を判定することが可能になります。また、その行動のみならず、次の行動を明らかにすることにも役立ちます。目標の設定から行動につなげることもできます。
行動に良い影響を与える目標設定ですが、一方で弊害もあります。
それは、達成することが不可能な目標を掲げた場合です。
達成することが不可能な目標を掲げた場合の圧倒的な害
達成することが不可能な目標を掲げた場合、その目標を達成するために行動することができません。
なぜなら、その目標は達成することが不可能なため、行動する意味がありません。したがって、行動すること自体を抑制してしまうのです。
達成不可能な目標から達成可能な目標へ
達成不可能な目標の定義
達成不可能な目標だと感じたら、達成可能な目標へと変化させましょう。
目標を次の観点から考えてみます。
目標の設定観点:
- 明瞭さ
- 難易度
- 作業量
- 作業時間
達成不可能な目標を次のように定義します。
達成不可能な目標:
- 不明瞭な目的
- 難易度が高い
- 作業量が多い
- 作業時間がかかる
作業量が多い場合と同様に、行動の時間制限により、目標の達成を不可能にします。
達成可能な目標の設定
では、達成不可能な目標を達成可能な目標に変えるためにはどうしたらよいでしょうか?
達成可能な目標:
- 目標を明瞭にする
どのような行動をしたら目標を達成したことになるのか、定性的・定量的に定義します。
- 難易度を下げる
目標を達成するために知識が必要な場合には、事前に学習することで知識を獲得し、目標達成のための難易度を下げます。
目標が複雑すぎて難易度が高い場合には、目標を細かい単位に分解することで目標の難易度を下げます。
目標を達成するために体力が必要なのであれば、事前にトレーニングをすることで体力を向上し、目標達成のための難易度を下げます。
他にも難易度を高くしている要素があれば、その要素の難易度をどのようにしたら下げることが出来るのか考えます。そして、難易度を下げるための行動を実施します。
- 作業量を減らす
既にある道具を使うことで、作業量を減らせる場合があります。
パソコンを使った作業であれば、便利なソフトウェアを導入することで作業量を減らすことが出来る場合があります。
一人で行えない作業量であれば、複数の人で分担して実行するという方法もあります。
- 作業時間を減らす
作業に時間がかかりすぎることで目標達成が不可能な場合には、作業時間を減らす工夫をします。
作業の合間に無駄な待ち時間が発生しているのであれば、他の作業をそこに持ってくることによって、全体の時間を短縮できないか検討します。
パソコンを使った作業であれば、高性能なパソコンを導入することによって、作業にかかる時間を短縮することが出来る場合があります。
どうしても一人では処理できない作業時間であれば、複数の人で分担して実行するという方法もあります。
まとめ:適切な目標を掲げて、目標を達成するべく行動しよう!
達成不可能な目標は人を不幸にします。
達成可能な目標を設定することで、活き活きと目標達成のために行動していけるようにしていきましょう!