ここでいう問題解決駆動型の生き物とは、何からの問題を発見して、それに対する解決策を考え行動し、解決するという行動で活動している生き物という意味です。
たとえば、1日の流れを考えてみましょう。
朝起きて、お腹が空いたという問題が発生する。
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朝ごはんを作るという解決策を考え、朝ごはんを作る。
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朝ごはんを食べてお腹が空いたという問題を解決する。
もう少し、長いスパンで考えてみましょう。
お金が無いと生きていけないという問題が発生する。
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働いてお金を得るという解決策を考え、就職し働く。
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就職して働いてお金を得て、お金がないと生きていけないという問題を解決する。
別の始点で考えてみましょう。
何もすることが無くて暇という問題が発生する。
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本を買ってきて読むという解決策を考え、本屋に行く。
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本を読むことで、何もすることが無くて暇という問題を解決する。
このように、人は問題を見つけ、問題に対する解決策を考え、行動し、問題を解決するという活動をして生きているということがわかります。
問題の定義 → 解決策の検討
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問題の解決 ← 解決策の実施
<人の行動原理モデル>
もし、自分が何をしたらよいかわからなくなっているなら、今自分がどんな問題を抱えているのか、列挙してみるとその後の行動指針をたてることができます。
まとめ
- 人は問題解決駆動型の生き物ではないか?
- 人が問題解決駆動型の生き物であるなら、現在発生している課題を洗い出すことで今後の行動指針を定めることができる。